本日の北朝鮮による特別委員会にて、北朝鮮に対する圧力という観点から対北朝鮮制裁の抜け道対策について質疑を行いました。
【対北朝鮮制裁の成果について】
北朝鮮への制裁の履行状況やサイバー攻撃に対する対策などを林外務大臣に質問。
安保理決議に基づき、関係各国に決議の完全な履行を働きかけ、安保理決議の実効性の向上に取り組んでいくとの答弁で制裁の履行状況に関しての詳細な回答はいただけませんでした。
【瀬取り対策について】
違法な海上での船舶間の物資の積み替え(瀬取り)対策の成果ついて質問をいたしました。
林大臣からは明確な答弁はいただけませんでしたが、すべての国連加盟国が瀬取りの防止を徹底するよう働きかけるとの事。
瀬取りの取り締まりは外為法違反にも関係する案件であるが故に今後も捜査のみならず取り締まりの強化をするよう要望いたしました。
総理が変わる度に政府は毎度のことながら、「拉致問題は政府にとっての最優先課題」と表明してますが、すべてにおいて前向きな答弁をいただけなかったのは残念でした。
拉致被害者の家族の高齢化が進む中で拉致問題の解決には一刻の猶予も許されません。
政府は被害者救出の工程や期限を明確にし、日朝首脳会談の早期開催を推し進めるべきだと思います。